6日、プレミアリーグ第31節フラムvsリヴァプールの試合がフラムホーム、クレイブンコテージで行われた。
アーセナルがエヴァートンと引き分けた為、この試合勝つと優勝が目前に見えてくるリヴァプール。前節からLWGをガクポに代えて敵地フラム戦へ挑む。
試合は、14分相手陣でMFマクアリスターがボールを奪うとそのまま中央を持ち運ぶ。勢いそのままにボックス外からゴール左隅にシュートを突き刺し幸先よくリヴァプールが先制する。
しかし、ここからDFラインでのミスが目立ち、23分にRWGセセニョン、32分にLWGイウォビ、37分にCFムニスとフラム3トップに3点取られて前半で1-3と大きくリードを取られる。
後半に入ると徐々にリヴァプールペースになり、LWGディアス、CMエリオット、CFヌニェス、RBブラッドリー、CFキエーザを立て続けに投入。一気に巻き返しを図る。
ジョタ、エリオット、サラーに決定機が巡ってくるも決められず。72分のルイス・ディアスの1点に留まり、3-2でホームのフラムが勝利を収めた。リヴァプールは今シーズン2敗目、アウェーでは初の黒星となった。
改善されない疲労感とメンバー固定
リーグ後半戦、CLパリ戦の2試合辺りから明らかに試合の前半でチームの疲労感が濃く見えるようになってきた。
ここまで細かなローテーションでチームを回してきたが、それでも隠せない疲労感がチームに出ている。エリオットや遠藤、キエーザといった試合に出れば光るものを見せるメンバーがいるにも関わらず、スロット監督は開幕から行っていたローテーション以外で先発メンバーを代えていない。
勿論、スタメン組がフルパフォーマンスの際は中々出番が回らないのも理解できるが、ここ最近はスタメン組のパフォーマンスが良いとはお世辞にも言えない。
このメンバー固定が初シーズンだからなのか、はたまたこのスタンスで来シーズン以降もやるつもりなのか。来シーズンがスロット監督の手腕の見定めになりそうだ。