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【チャンピオンズリーグ】先制され、10人になりながらも…アルバレスの2ゴールでアトレティコ・マドリード執念の逆転勝ち!!

22日、チャンピオンズリーグ第7節アトレティコ・マドリードvsレヴァークーゼンの試合がアトレティコホーム、メトロポリターノで行われた。

両チームとも上位につけており、この試合に勝った方はプレーオフをパスしてのベスト16入りに大きく前進する大事な一戦。

試合はアウェー、レヴァークーゼンのペースで始まる。MFヴィルツを中心にサイドにテンポ良く散らし、フリンポン、グリマルドの突破からチャンスを伺う。

アトレティコもブロックを敷きながら侵入してくるところにはハードに当たりに行き、グリーズマン、フリアン・アルバレスを中心にカウンターを狙っていく。

試合は拮抗した良い試合になるかと思われた23分、アトレティコMFパブロ・バリオスの後ろからのタックルが、レヴァークーゼンRBムキエレの足に当たりイエローカード。しかし、OFRの結果、足裏でのタックルによる接触の為、カードがイエローからレッドに変更。アトレティコは早い段階で10人で戦わざるをえなくなる。

ここからは俄然レヴァークーゼンペースに。すると前半アディショナルタイム、ヴィルツのシュートのこぼれ球を拾ったムキエレが右サイドからクロス。これにファーに走り込んでいたLBのインカピエがフリーでヘディング。ゴール右に沈めて人数有利のレヴァークーゼンが先制して前半を終える。

後半もペースはレヴァークーゼン。試合を支配して勝負をたたみにいく。アトレティコも身体を張った守備で粘り続けると、

52分、レヴァークーゼンの右サイドからの攻撃を止めたアトレティコは一気にカウンター。左サイドのグリーズマンへボールを渡すと、裏へ走り出したフリアン・アルバレスへロングボールを送る。

CBターとの競り合いを制すとそのまま持ち運び左足でゴール右に流し込み、個人技の力で同点に追いつく。

ここからはよりギアの上がった10人のアトレティコが、11人のレヴァークーゼンよりインテンシティ高く白熱したバトルが行なわれていく

すると76分、右サイドを上がってきたアトレティコはRBシメオネが縦に勝負。内側へ抉っていくと、対応していたインカピエがなんとか止めようとしたところ後ろから接触。2枚目のイエローカードが提示されレヴァークーゼンも10人となる。

お互い10人となりよりチャンスが出てきたホームチームはサポーター共に熱気が増していく。

すると後半終了間際、またしてもこの漢が躍動する。アトレティコが前線にロングボールを送ると、レヴァークーゼンの対応が甘くなる。セカンドボールをバイタルエリア中央付近で途中出場のMFコレアが拾うと、バランスを崩しながらも右斜め前を走るアルバレスへ。アルバレスはそのままGKとの1vs1を交わして無人のゴールに流し込み、なんとアトレティコが逆転。

試合はそのままホイッスル。

アトレティコは持ち前の粘り強さで人数不利からの逆転で勝利を掴んだ。

レヴァークーゼンは、激しく来るアトレティコ相手に先制しながらも真っ向勝負してしまい、後半エネルギーが無くなっていってしまった、若手の多いチーム故の勝負感の差が勝敗を分けた。

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