マンチェスター・シティとプレミアリーグ間の法的紛争の中心となっているスポンサーシップのルールに関する投票は、緊迫した状況にある
と英紙『The Times』が報じている。
今週、アストン・ヴィラは関連当事者取引(APT)に関する投票を延期するよう求めるシティの呼びかけを支持していた。
現状ではプレミアリーグは、シティが「違法」と主張する規則改正案の導入を目指しており、
規則改正には全20クラブ中14クラブの賛成が必要だ。つまり、7クラブが反対すると規則改正は通らない。
そんな中、アストン・ヴィラのシティ側参戦表明によって接戦となる見通しとなった。
これはプレミアリーグの大転換点ともなる問題であり、
プレミアリーグは変更に各クラブが同意することを望んでいる一方、シティは改正は違法であるという反対のスタンスだ。
この投票に関して、プレミアリーグ側の主張を支持するクラブも多い中、シティはニューカッスル・ユナイテッド、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ、ノッティンガム・フォレスト、チェルシー、レスター・シティ、そしてヴィラからも支持を得られる可能性が出てきた。
沢山の資本家が集まりつつあり、マネーゲーム化してきたプレミアリーグ。
今後の発展にも影響のあるマンチェスター・シティの問題はどのような解決へ向かうのか。