1月26日
昨シーズンの不調・選手の新陳代謝を乗り越え波に乗る中、衝撃のニュースが飛び込んできた。
クロップ監督が2023-24シーズンをもってリヴァプールを退任することを発表した。
これまで率いてきたチームではチームが全盛期を迎え、パフォーマンスが落ちてきたタイミングでの退任といった印象が強かった。
それだけに、CL優勝・リーグ優勝を達成し、パフォーマンスが落ちてきたシーズン後も続投し見事に建て直しを図れ、少なくとも契約いっぱいまでは続投する空気感を感じているところでの発表であった。
今回は今後のリヴァプールの動向について記していく。
選手の動向予測
監督候補次第で選手の動向も変わってくるが、遠藤・ガクポ・ヌニェス・サラーは動向が注目されてくる選手達になるだろう。
遠藤はしっかりとクロップの元で信頼を勝ち取りつつある。だが、移籍時にも問われた年齢・プレースタイルの点はやはり時期監督との相性に大きく左右されるだろう。クロップと似たようなプレッシングスタイルでも、アグレッシブなチェイスか、広大なカバー能力か。アンカーに対して求められるものは大きく変わり、移籍市場で新戦力の獲得に乗り出す可能性の高いポジションだ。
ポジションで言えば、ガクポ・ヌニェス・サラーもそうだろう。
ディアス・ジョタはユーティリティ性を買われてどの監督でも柔軟にこなせるだろう。だがガクポ・ヌニェスに関しては、
ガクポはやはり左WGが適正であり、序列やクオリティの面では正直なところスタメンとして食らいつくポテンシャルがあるとは言いずらい。中盤としてもアカデミー育ち組の躍進や新戦力陣相手に勝てるところではないため、ローテーションとして残る可能性があるが他の選手を取る際には放出候補として考えられる可能性は高いだろう。
ヌニェスは今シーズンかなりのスコアを残し大きな存在となりつつあるが、武器がスピードとダイナミズムな点でありCFとしての決定力というと新たな選手が欲しくなる可能性は高い点が挙げられる。CFとしての成長・サラーが抜けた際のワイドでの起用の可能性も考慮出来るため今後の期待はまだ持てる。次監督のFW補強リストが余程高額で代替を検討するレベルでなければ特に問題はないだろう。
サラーに関しても未だ絶対神であることに変わりは無いが今季も流れた移籍の噂、年齢を考えると監督交代の有無を問わず入れ替わる可能性は高い。
まだシーズン後半も残っており、先ずはリーグ優勝をもってクロップを最大限の敬意を持って送り出す事が再優先ではあるが、ファンの一人として来シーズン監督が変わっても少しでも同じメンバーでCLに挑み、より大きな成長をチームとして遂げてくれることを願いながらシーズン後半戦を見守っていきたい。