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新戦力を迎えたシティ、ハーランドの1G1Aでチェルシーに逆転勝利

26日、プレミアリーグ第23節、マンチェスター・シティvsチェルシーの試合が、マンチェスター・シティホーム、エティハドスタジアムで行われた。

大失速からここ最近調子を取り戻し始め、マルムシュを初めとする積極的な補強を行ったシティと、今シーズンは人員整理しながら、チームの形が見えてきて調子の良いチェルシーの、来季チャンピオンズリーグ出場権の懸かる戦い。

シティは、新戦力DFクサノフ・WGマルムシュが先発。一方のチェルシーはサンチョが戦列復帰でスタメン入り。負傷明けのコルウィル、エンソ・フェルナンデスが先発に名を連ねた。

試合は開始早々から動く。

前半2分、新戦力クサノフのGKエデルソンへのバックパスが弱くなり、それを見逃さなかったCFニコラス・ジャクソンが拾ってダイレクトで横にパス。パスを受けたマデュエケが無人のゴールに流し込みあっさりとチェルシーが先制する。

ここからはお互いにチャンスを作るも決まらず。クサノフは直後にイエローも貰い不安定な立ち上がりだが、もう一人の新戦力マルムシュは局所に顔を出して決定機を作り上げる正反対な状況。

少しずつ押し込み始めたシティは42分、最終ラインに落ちたギュンドアンが裏へ柔らかいボールを送ると、CFの位置まで入り込み、ラインブレイクしたRBで出場のマテウス・ヌニェスがGKサンチェスと1vs1に。サンチェスがシュートブロックするも、こぼれ球をLBのグヴァルディオルが決めて同点。

悪い流れの時期には形を潜めていた疑似両サイドバックの攻撃参加でシティが追いつく。

後半も、お互いロングボールを織り交ぜながら、ボールを持つシティと奪ってからのショートカウンターを狙うチェルシーの形。

お互いにサイドを起点にCFハーランド、LBククレジャがチャンスを迎えるが決められず。

しかし、縦のボールの質とプレス強度で徐々にシティペースへ。すると67分、GKエデルソンからのロングフィードに反応したハーランドがペナルティエリア右でボールを収めると、チェルシーGKサンチェスも飛び出していくが途中で間に合わないと判断し、中途半端なポジショニングに。

それを見逃さなかったハーランドは内側にボールを置くとループ気味にシュート。無人のゴールにボールは吸い込まれシティが逆転に成功する。

チェルシーもエンクンクを投入し、ラインを少し上げて攻撃的に出るも、良い時のインテンシティの落ちないシティの守備状態のためなかなか崩せない。

すると86分、またしてもエデルソンのフィードから、デ・ブライネが頭で前にすらすとハーランドがコルウィルを背負いながらキープ。2列目から飛び出してきたMFフォーデンに落とすと独走状態。GKサンチェスとの1vs1も見事に制し、シティがダメ押しの追加点を手に入れる。

試合はそのまま3-1でシティの勝利で終了。

良い時のシティが戻りつつある一方、縦のボールの質が課題となったチェルシーであった。

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