アーセナル プレミアリーグ マンチェスター・シティ 最新ニュース

問題の展開だらけ。愚かなUEFA、FAによる悲しい昨シーズンTOP2チームバトル

9月23日に行われたビッグゲーム。
試合は2-2のドローという結果だったが、そこまでにターニングポイントが幾つかあった。
シティの先制点については今季加入のサビーニョがシティの26番をまた輝かせつつある。特に走り出しのファーストタッチの質はずば抜けている。
だが、ここから問題が3つ連続で起こる。

【ロドリの負傷】
前半21分にロドリが膝を負傷交代。
キックオフ直後の接触でも痛がっていた事もあり、
ロドリが言っていたCL新フォーマットへの苦言、そしてユーロによるオフ期間の短縮『僕には1カ月の休養があったけど、まだ少し回復する必要があった。準備するためには2カ月が必要。僕の脚や僕自身にとってね。』
に対する危惧が現実となって起こってしまった。前十字靭帯断裂の長期離脱。まだ開幕して5試合でハードなプレーを続けていたわけではなく、怪我のシーンもハードコンタクトでは無い中でこのような怪我が起きてしまうことはシティにとっては勿論痛手であり、他のチームも全力のシティを倒しきった達成感が少し薄れてしまう、『ロドリが居れば』となってしまう部分が少なからず発生してしまうことが残念でならない。

【アーセナル同点時のリスタート】
ロドリ負傷から1分後にアーセナルはカラフィオーリのスーパーゴールで同点に追いつく。
しかしカラフィオーリへ繋ぐまでのリスタートの仕方に問題があった。
ビッグゲームのため選手もかなりハイテンション状態でスタートから要所のインテンシティが高くラフプレーも見られていた。
そのため22分のファールの時点でマイケル・オリバーは選手を落ち着かせるために両チームのキャプテン、サカ・ウォーカーを呼んでコミュニケーションを取っていた。
怪我人も発生した中で好ゲームを維持するための判断としては良かった。
両チームのキャプテンを呼んでいたためマイケル・オリバーの笛でスタート。クイックリスタートは出来ない。
このファールに関係ない両キャプテンが呼ばれていたため元のポジションに向かっており、ポジションに着けるまでは笛はならないものだと誰もが思っていた。
だがオリバーはキャプテン陣が戻る前に笛をならしてプレーが再開した。
アーセナルボールでスタートのため、DFラインのウォーカー側が不利な展開。そしてカラフィオーリのスーパーゴールへと繋がった。

年々問題視されているプレミアレフェリーのクオリティ問題。
世界TOPのフィジカルコンタクトのため批判に晒されるレフェリーが可哀そうだと思う部分はある。
しかし、コンタクトとは別の部分の今回のような問題も多すぎて擁護出来る状態ではなく悲しくなる。

【トロサールの退場】
 前半アディショナルタイム終了間際、トロサールがベルナルドシウバへのアフターチャージでファール。
笛が鳴るがトロサールはボールを蹴りだしてしまい、二枚目のイエローカードを貰って退場となってしまった。
このシーンは故意か故意でないか、スタジアムは頂上対決ということもあり熱気と歓声に包まれていたため、笛の音が聞こえなかったのではないかとの意見も出た。
真意は選手本人が真実を語ることもないため分からないが、
浮き球への対応での後ろからのボールに関係ないチャージがファールを取られないと考える方が難しい。
プレーしている選手たちもどこでファールになるかの線引きをある程度理解しているはずだからこそ、あの流れでファールじゃないと判断してプレーしたと取るのは難しい。
特に今季プレー再開に関するルールが強化されたと告知があったからこそ、仮に笛が聞こえなかったとしてもあまりにも不用意な判断だったと感じた。
幾ら疑問点の多いプレミアのレフェリー陣だとしても。
結局あの退場で折角のハイレベルな試合が壊れてしまったのは非常に残念だ。

-アーセナル, プレミアリーグ, マンチェスター・シティ, 最新ニュース
-, ,

© 2024 YNWA FA(フットボールアソシエーション)