チャンピオンズリーグ マンチェスター・シティ レアル・マドリード 最新ニュース

【チャンピオンズリーグ】ハーランドが2得点挙げるも。。。2つのミスでレアルにホームで逆転負け。

12日、チャンピオンズリーグベスト16を賭けたプレーオフ1stlegが行われ、その中でも最大の注目カード、マンチェスター・シティvsレアル・マドリーの試合がシティホーム、エティハドスタジアムで行われた。

シティが19分に崩してFWハーランドの得点で先制するも、60分にレアルはセットプレーからFWエムバペのゴールで同点。しかし80分には、MFフォーデンの仕掛けからPKをゲットしてハーランドが決め、再度突き放すシーソーゲーム。シティの勝利が見えてきた後半残り6分、シティが起こした2度のミスをレアルはきっちりと得点にして笛が鳴った時にはレアルが2-3と逆転して1stlegを制し、アドバンテージを持ってホームでの第2戦に備えられる形となった。

シティ守備陣の課題は色濃く。。。

守備陣の負傷者の多さでチームとしてのパフォーマンスに課題のある両チーム。シティの先制点を除き攻撃の形を作っての得点は無かった。この試合を分けたのは課題の守備陣に対する負荷の差であった。

シティはミドルゾーンでの有利を掴むべく、ボール保持時は両サイドバックをアンカーの横に置き3CMFにして、WGのスタートをWBの位置にすることでサイドでの有利を築いていた。これは今シーズン疲労等含めたネガティブトランジョンの弱さの課題をカバーする為に失いにくい形を取ったのだろう。

一方のレアルは、特に戦術的な目立った変更は無く、いつも通りのロドリゴ・ベリンガムで持ち運びながら、ファイナルサードをヴィニシウス・エムバペで切り開く、FW3枚+ベリンガムの独力をぶつけていった。

この守備陣の我慢比べにシティは勝てなかった。

シティの攻撃はWGが降りてきてからスタートの為、攻撃のテンポが遅い。これはレアルのヴィニシウス・エムバペの守備強度の低さの影響による守備陣のスライドの遅れの弱点を突かれずに済む形となり、レアル守備陣はいつもよりそこまで負担は高くなかった。

逆にシティの守備陣は前半のうちにRBのアカンジが負傷。これにより、ポゼッションの優位を保つためにも守備に不安のあるリコ・ルイスを入れざるを得なくなった。

これに加えてプレミアの過密日程+離脱者の多さによる継続疲労が後半終盤のフィジカル不足によるあの6分が生まれた。2失点とも選手はいるが居るだけで、抑えるべきポイントが抑えられなかった。レアル相手に起こしていけないミスを2つ起こし、それを、カバーしきるメンタルとフィジカルが残っていなければ得点に繋がってしまうのは明らかだった。

新たな負傷者も出し、台所事情がより厳しくなったシティ。今後も非常に難しい舵取りが続くだろう。

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