7日、カラバオカップ準決勝2ndレグ、
リヴァプールvsトッテナム・ホットスパーが、リヴァプールホーム・アンフィールドで行われた。
1stレグを0-1で落とし勝たなければいけないリヴァプールと、ホームで先勝したためアウェーをしっかり抑えきりたいトッテナムの対戦。
試合は、ホームのリヴァプールが主導権を持ってスタートする。開始から両WGサラー、ガクポへのロングフィードを軸に攻撃を展開し、ボールを奪われても素早いトランジョンで奪い返し、ハイラインを形成したいトッテナム守備陣のラインを下げさせゴール前に張り付けにしていく。
焦らずじっくりと攻め立てていくリヴァプールは34分、右サイドでボールを持ったサラーが左アウトでクロスを上げると、中で触ろうとしたFWヌニェス、MFソボスライを抜けて大外でフリーになっていたガクポの下へ。ガクポはそのまま右足を振り抜き、リヴァプールがまずは2戦合計スコアを振り出しに戻す。
トッテナムは前半枠内シュート0と苦しい展開。前半終了間際には先発のFWリシャルリソンが怪我により交代のアクシデント。冬の移籍で獲得したFWマティス・テルが移籍後初出場となる。
後半も主導権は変わらずリヴァプール。
両WGを起点に攻めていくと50分、右サイドで受けたサラーがアーリークロス気味にグラウンダーで中央へ送ると、走り込んでいたFWヌニェスとGKキンスキーが接触。リヴァプールにPKが与えられる。キッカーはサラー。左上隅に落ち着いて決めてリヴァプールが合計スコアでも逆転に成功。
遂に1点が必要となったトッテナムは、ベルヴァル・ペドロ・ポロを入れて前に出ていく。リヴァプールもインテンシティを落とさない為にMFマクアリスター、FWジョタを投入。
すると75分、トッテナムが前に出る影響で中央が間延びしてきたところをリヴァプールが見逃さない。入ったばかりのマクアリスターが中央を持ち運ぶと、猛然とインナーラップしてきたRBブラッドリーへパス。ブラッドリーもワンタッチでワントップの位置に流れてきていたソボスライへ送ると、冷静にGKとの1vs1を制し、リヴァプールがトッテナムを突き放す。
80分には、マクアリスターの左CKからDFファン・ダイクが頭で合わせてトッテナムにとどめを刺す4点目。
試合は4-0、2戦合計4-1と1stレグの苦戦を物ともせずリヴァプールが快勝で決勝進出。
3月16日にニューカッスルとカラバオカップタイトルをかけて対戦する。